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【心霊体験】ある夏の思い出

FM都市伝説

【投稿者:あゆさん】

私が小学5年生の夏休みの思い出です。

私の両親は習い事を多く学ばせること、体験させてる事が大事だという考えを持っている人でした。

小学5年生になった時自分の過去や思い出について深く考えた時期があり、頭を使った勉強はしてきたが、作物や動物などの生き物にあまり関わって来てないことに気がつき、両親に了解を得て農家である祖父母の家に夏休みの期間泊まることになりました。

最初は、あまり関わってこなかった祖父母に緊張していたものの、牛や馬、鳥や野生動物など生態に関して細かく丁寧に教えて下さった祖父。

野菜や料理などやさしく楽しく教えて下さった祖母のおかげで2日もしないうちに、しっかりと打ち明けて楽しい日々を過ごしていました。

そんなある日、祖父に精米を手伝うように言われ米小屋に足を運んでいると、なんだか道中にある機械小屋に目を引かれ肌寒さを感じました。

祖父に呼ばれて気を取り戻し小屋の中に入り、精米のやり方お米の大切さについて聞いていると、微かに女性のような声がしたように感じたのです。

私は声が聞こえた方向に目を向けると、2m30cmほどあったでしょうか。

大きい綺麗な女性が通り過ぎていきました。叔父は話しに熱くなっていたので、私が腰を抜かしていたことに気がつきませんでした。

夜が怖かったので叔母に事情を話し、それはお婆ちゃんの曾ばあちゃんかもしれないね。など話しながら2人で寝る準備をしました。

あんまり怖い感じがしたので、怖がる感じも無くすんなりと寝付きました。

そんな少し怖い体験をしたのですが数日経つとうなだれる暑さと日々の楽しさからか女性の方をほとんど忘れていました。

目撃から数日経ち家の中で幼稚園児程の足音や笑い後など聞こえてくるようになりました。

何回か聞こえて悪さをする感じも無かったので聞こえたな程度で流していました。

珍しく虫が鳴いてない夜のことでした。足音がトコトコと鳴っていたので、また子供たちかな?と思って布団をかぶって寝ていました。

障子がスーっと音がして叔母が来たなと思っていました。

話しかけようと布団を振り払おうとしたら身体が動かない事に気がつきました。

顔だけが動かせたので顔で布団を剥ぎました。

叔母では無い誰かが私の顔から10㎝離れているか程度の所に満面の怪しい笑みを浮かべた女が居ました。

そこで私は気を失い、気がついたら朝になっていたのですがあの女性が何を伝えたかったのか分からないままです。