【投稿者:ひろさん】
私の姑の話です。
今はもう80代の高齢になってしまった姑ですが、4人の子育てをしてここまで人生を駆け抜けてきました。
そんな姑の最初の子は、3歳くらいで亡くなってしまったそうです。
なんでも内臓が悪かったという話でしたが、その子の弟でもある私の夫は、いつか詳しいことを聞いておきたいと思っていたそうです。
それは、遺伝性の病気でもあったら困るから。
そんな事情もあり、親せきが集まった時に少し昔の話になり、その子の話が出たときのことです。私の夫がすかさず尋ねました。
内臓が悪いって、特別なことがない限り、それほど悪いとは思えないけど?この辺に町医者がいなかったから手遅れになったのかな?と投げかけたのです。
姑が何かを語りだそうとした瞬間、物音がしたのと同時に、一瞬停電になりました。すぐに電気は回復したのですが、なんというタイミングでしょう。私たちの子どもは怖がって泣き叫び、姑の顔も真っ青。そしてお酒も入っていたせいもあるのでしょうか。嘔吐までしてしまったのです。
外の天気は晴れ。そのため台風や雷で停電ということはあり得ません。私の夫は気になって、どこか近くで電柱の工事をしていたかどうかをチェックしましたが、その可能性もありませんでした。
となると原因は一つなのではないでしょうか。そう、それは心霊現象。
昔なので、満足な医療を受けることが出来なかったのかもしれません。またもしかすると知られたくないようなことがあったのかもしれません。お舅はなくなっているので、もう真実を知るのは姑だけなのですが、あれ以来、その話題に関しては触れないようにしています。
それにしても、何かを語りだそうとした瞬間に電気が一瞬消える、物音がするなんてありえますか?
私はこれまで心霊現象というものを一切信じていませんでしたが、これをきっかけにあるかもしれないと思うようになりました。またこれ依頼、この話題に触れることは恐怖だし、姑の口から出る言葉全部が恐怖となっています。
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