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【閲覧厳禁】ダークウェブまとめ|入り方、実際の商品、過去に起きた事件等をご紹介

通販したり、検索したり、動画を利用したり…私達の生活にもはや必要不可欠になっているインターネット。とても便利で、ネットが無い暮らしが想像できない位ですよね。

実は、このインターネット上には闇の世界とも言えるようなサイトがあることを聞いたことはありますか?それは「ダークウェブ」と呼ばれ、ある特別な方法を取らなければアクセスすることもできません。

そして、そのアクセスの難しさを利用し、違法な商品の取引や犯罪行為が行われていると言われています。実際に、日本において逮捕された例もあるのです。

私達の身近な存在であるインターネット。その奥底に潜むダークウェブの世界を、今回は探っていきたいと思います。

ダークウェブとは?

普通の人はアクセスできない!?闇のサイト

ダークウェブとは、通常の方法ではアクセスできないようになっているWebサイトのことです。そこでは、違法なドラッグといった商品の取引や人身売買がされていると言われています。

ダークウェブは、私達が普段使うようなGoogle等の検索エンジンにはヒットせず、見つけることは困難です。その上、一般的なGoogle ChromeやInternet Explorer、Safari等のWebブラウザでは閲覧することもできません。

ダークウェブに入るための鍵「Tor」

ダークウェブ上のサイトは、そもそもユーザーの匿名性が守られる専用のソフトウェアでしかアクセスできないようになっています。そのため、閲覧には特別なWebブラウザが必要であり、代表的なものが「Tor(トーア)」です。

Torのシンボルマーク(出典:wikipedia

Torは情報通信の秘匿化に優れており、ウェブを閲覧したユーザーのIPアドレス(個々のパソコンに割り当てられたネット上の識別番号)がわからないようにすることが可能です。

ちなみに、Torの元になったのは元々米軍が諜報活動や捜査、情報源とのやり取りなどを秘匿する目的で開発した技術なのだそうです。

ユーザーを特定させないTorは、圧政国家で検閲を免れるために使われることもあります。アメリカの内部告発サイトのウィキリークスもTorを利用していました。

さて、ここまでの話を聞いて、じゃあ実際にどうすればダークウェブを見ることができるの?と気になっている方もいるかもしれませんね。その方法については後ほどご紹介いたします。

ダークウェブにまつわる不気味な話

ドラッグが買える?闇のネット通販

実際、ダークウェブではどういった闇の取引が行われているのか、とても気になりますよね。何となく、犯罪の温床のようなイメージを持ってしまいます。

取引されているものの代表としては、ドラッグが挙げられます。実際、ダークウェブの60%がドラッグの売買関係です。マリファナ、LSD、コカイン、ヘロイン等ニュースやメディアで聞いたことのあるドラッグが通販できると言われています。

大麻が出品されていた海外サイトの画像(出典:西日本新聞

「野菜1g○○円」…これは実際にダークウェブ上に書かれた文章です。実は野菜とは隠語になっており、大麻のことを示しています。

ダークウェブ上ではドラッグに関する隠語があり、「アイス」という言葉もあります。これは、覚醒剤のことを指しています。

とある日本人が利用するダークウェブ上の掲示板では、これらの隠語が飛び交い、日々闇の取引が行われています。

売る側もいれば、必要とする側も書き込みを行っており、「野菜(大麻)が無いので誰か分けてください」と連絡先のメールアドレスが記載されていることもあるようです。

ちなみに、近年はダークウェブだけではなくTwitterといったSNSでのドラッグの取引にも使われることがあるそうです。日常的にネットを使っている時に、これらの言葉が使われた謎の書き込みを見つけたら、それは闇の取引に関するものかもしれませんよ。

臓器から生きた人間まで…人身売買

また、人間の臓器も販売されていると言われています。

いったい誰の臓器なのかとても気になりますよね。その正体は、借金のかたで臓器を取り除かれた人のものや、お金のために臓器を売った人のものが大半を占めると言われています。

中には、臓器の仕入れのために一般人を拉致している…なんていう黒い噂もあります。肺や心臓や腎臓といった内臓の他、眼球等色々な人体の一部が売られているそうです。

そして、驚きなのは臓器だけではなく、生きた人間が販売されているという話もあります。

つまりは人身売買という訳ですが、誘拐された子供や女性が出品されており、性的な目的等を持った人が購入するという取引が行われていると言われています。

実際に2017年に「ブラック・デス」という犯罪グループによってイギリス人でモデルのクロエ・アイリングさんがダークウェブ上で人身売買されそうになった…という事件も起こっています。

メディアの取材に応じる英国人モデルのクロエ・アイリングさん。(出典:iza

撮影のために訪れたイタリアでクロエさんは男性2人組に薬を注射されて意識を失い、気付いたら組織のアジトにいたそうです。そもそもこの撮影自体、誘拐のために仕組まれたものでした。

ところが自体は一変。実はクロエさんには子供がいて、この組織のルールとして母親は商品にしないというものがあったそうです。そのため、結果的に人身売買のオークションには出品されず、6日間の監禁の末に解放されました。

また、どこの国でも行方不明事件が発生していると思いますが、中には誘拐されてダークウェブで臓器や生きた人間そのものとして出品された被害者がいるのではないか…という噂も存在します。

日本では、年間約8万人が行方不明になっているそうです。ずっと見つからず、テレビでも大捜索特集が組まれることもありますよね。この行方不明者の中には、何らかの犯罪に巻き込まれてしまったという方もいるのかもしれません。

違法な取引だらけのダークウェブ

それから、他にダークウェブで取引されているもので有名なのが各種身分証明書です。

偽造したパスポートや出生証明書等を購入することができるそうです。色々な事情があり身分を偽造する必要がある人や逃げる必要がある人、外国へ不法就労する人等が主な利用者になります。

偽造されたパスポートで不法入国をして逮捕された…なんていうニュースを見聞きすると思いますが、そういった人達もダークウェブで身分証明書を手に入れているようです。

また、誘拐した子どもの偽物の出生証明書や身分証明書をダークウェブで手に入れるケースもあると言われています。

ダークウェブで販売されているものは数多く、コンピューターウイルスや拳銃といった武器、ポルノ系コンテンツ、人体実験や虐待の映像等のグロテスク系コンテンツと内容も様々です。

掲示板で取引の書き込みがされていることもあれば、通常のネット通販サイトの様に違法な商品が並べられているサイトもあるそうです。

ダークウェブの一例。拳銃が5万円程度で手に入る。支払いはビットコインが主流(出典:日刊SPA!

取り扱われている商品は、日常的には手に入れることが難しい違法なものが多く、正に闇のネット通販と言えるでしょう。

コンピューターウイルスについては、ハッキングのためのウイルスやマルウェア、PCを破壊する目的でつくられたウイルス等が販売されています。近年、インターネットのハッキングやウイルス関連の事件が多くなっている一因として、ダークウェブでのウイルス販売があるとも言われています。

また、商品の購入ではありませんが、ダークウェブには、殺し屋やハッカーを雇うことができるサイトが存在します。

まるで、漫画やフィクションの話の様ですが、実際にそういったサイトが運営されており、依頼して逮捕された事例も存在します。

ケリー・ハーパー(上図)は、殺人を犯すために誰かを雇うためにインターネットを使用した罪で連邦裁判所に起訴された。(出典:People

※上記サイト(People)を日本語訳された方のnote

ハッカーに関しては、IPアドレスや個人情報等をハッキングして手に入れてほしいという依頼が主になっているそうです。

最近は多くの情報がパソコン等でデータ管理されており、個人のスマートフォン一台にも膨大な個人情報が入っていますよね。意図的にハッキングされたらと思うと、非常に怖くなる話でもあります。

個人情報の闇取引

最近、個人情報が違法に取引されていた…といったニュースを見聞きしたことはありませんか?

ダークウェブではそういった様々な個人情報も売買されているそうです。

例えば、ログインのためのIDやパスワード、各サービスのアカウント情報、クレジットカードの情報、企業等の顧客情報等です。

個人のパソコンやスマートフォン、企業のデータベースから情報が抜き取られて、情報主の知らないところで販売されているということも少なくはありません。

IDとパスワードを複数サービスで同じものにしないように…という注意喚起がありますが、それもダークウェブでの個人情報の取引と関係があります。

ダークウェブでIDとパスワードの情報を手に入れた者が、他のサービスでもそれを使ってログインを試みることがあるのです。

その結果、ネットショッピングのアカウントやクレジットカードを勝手に使われた、SNSが乗っ取られたといったように悪用されてしまう場合もあるのです。

SNSの乗っ取りは芸能人から一般人まで、近年よく聞く話ですよね。個人情報の違法取引は決して他人事ではなく、どんな人にも起こり得ることと言えます。複数のネットサービスでのIDとパスワードが同じという方は、今すぐに変えた方が良いかもしれません。

最近では、街中でフリーwifiを利用できますが、それを利用して個人情報がハッキングされることもあるそうです。また、ネットを通じて感染したウイルスによって情報が抜き取られることもあるので、セキュリティソフトを利用することも有効です。

ネットが身近にある世の中になったがゆえに、もはや至る所に個人情報が漏洩したり悪用されたりする危険があると言えます。自分で出来得る対策は、面倒くさがらずに行っておいた方が良さそうです。

日本のダークウェブ事情

ダークウェブを見るには?

海外にも日本にも存在するダークウェブのサイト。では、どうすれば閲覧することができるのでしょうか。

まず、前半で触れた「Tor」というブラウザをダウンロードするところから始まります。これが無ければサイトに入ることもできません。

そして、Torを開くと「Duck Duck Go」というサイトに繋がります。これは、ダークウェブ上のサイトがヒットする検索エンジンです。

Duck Duck Goのホーム画面(出典:wikiHow

ちなみに、他にも「Ahmia」「Candle」といったダークウェブのサイトを検索できるサイトは存在します。これらの検索エンジンを使い、ダークウェブのサイトを見つけて閲覧することができます。

検索することで、日本語のダークウェブサイトも見つけることができます。特に有名なのは、この後説明する2004年に開設された「Onionちゃんねる」です。

それ以外には、掲示板の「暗黒ちゃんねる」、過去問売買サイトの「kakomon」、個人運営のHPといった日本のサイトが存在するそうです。

日本のダークウェブ掲示板「Onionちゃんねる」

日本人が利用するダークウェブ上の掲示板として有名なのが「Onionちゃんねる(おにおんちゃんねる)」です。Torを使わなければアクセスができない、5ちゃんねる風の匿名掲示板です。

onionちゃんねるでは、日本の薬物取引が活発に行われている(出典:ASCII.jp x デジタル

元々はエンジニア達の遊びの一環として構築されたサイトであり、最初は犯罪とは無縁の雑談が中心でした。しかし、Torを利用した秘匿性を活用し、段々と違法な情報を交換するサイトとなってしまったそうです。

5ちゃんねる(元2ちゃんねる)には、分野ごとに板(いた)と呼ばれるジャンルに掲示板が分けられていますが、Onionちゃんねるには3種類の板が存在します。それが、「tor板」「エロいの」「アングラ板」です。

「Tor板」は雑談中心であり、3つの中で最も主流な掲示板です。こちらは犯罪に関する板ではなく、一番無害です。

「エロいの」は、名前の通り性的なコンテンツが投稿される掲示板です。近年、規制が厳しくなっている児童ポルノ関係が、こちらに投稿されているという噂もあります。

そして、「アングラ板」はアンダーグラウンドの情報…つまりドラッグや犯罪に関するコンテンツが投稿される掲示板です。

ドラッグや個人情報、銀行口座や身分証明書の違法な取引の他、テロリスト予備軍や犯罪ハッカーの書き込み等も行われていると言われています。

話を聞くからに怪しいOnionちゃんねる。この掲示板が一躍多くの人に知られるようになったきっかけが、2013年の8月に起こった「2ちゃんねる個人情報流出事件」です。

これは、「2ちゃんねる」の有料サービス「2ちゃんねるビューア」の利用会員の個人情報が、Onionちゃんねるのtor板に大量に流出した…という事件です。

クレジットカード番号や名前といった顧客情報や書き込み履歴といった情報がハッキングされて、Onionちゃんねるに書き込まれたという流れになります。流出した情報により、住所等を特定されてピンポンダッシュや無言電話、家への落書きといった被害にあった人達も存在するそうです。

本当にあった日本のダークウェブ事件

ダークウェブについて知れば知るほど、案外身近なところにその危険性があるのだと感じざるを得ません。「Onionちゃんねる」では実際に個人情報流出事件がありましたが、日本では他にもダークウェブ関連の事件が起こっています。

世界的に話題になったのが、2018年1月に日本で発生したコインチェック事件です。

日本の仮想通貨取引所であるコインチェックから、約580億円分の仮想通貨・NEMが盗まれたといいます。

不正アクセスにより仮想通貨を盗んだ後、犯人と考えられる人物がダークウェブでそれらの内、約5億円を別の仮想通貨に交換していたそうです。

最大規模の仮想通貨関連の事件であり、コインチェックのみならず仮想通貨自体の信用が揺らいでしまう出来事となりました。

また、2020年にはダークウェブで児童ポルノサイトを管理し、コンテンツを投稿していた人物が逮捕された事件も起こりました。

サイト内でのコンテンツは無償で提供されていたため、送金先による利用者の割り出しが難しかったものの、ネット上に残る痕跡からサイト管理者の特定に至ったそうです。

そして、同じ2020年には他人のパソコンを遠隔操作できるウイルスを販売した人物が逮捕された事件もありました。

警察の捜査員がサイバーパトロール中に、ダークウェブ上の掲示板でウイルスの取引に関する書き込みを発見したことから捜査が始まったそうです。捜査員が客のふりをして、取引を行うことで犯人の逮捕に至りました。

近年では、ダークウェブでの違法な取引をチェックするために、警察によるサイバーパトロールが日常的に行われています。元々匿名性が高いことが特徴であるダークウェブにおいて、犯人を逮捕するまでに根気強い調査が必要になるようです。

最後に

ダークウェブの世界を知れば知るほど、その闇の深さを感じられたのではないでしょうか。

ドラッグや人身売買、ポルノといったありとあらゆる違法な取引やコンテンツの提供が行われており、実際に日本でも逮捕される事件が起こっています。また、近年では個人情報の売買も横行しており、知らない内に自分のログインデータ等が商品として販売されていることもあるのです。

仮に自分がダークウェブにアクセスしなくても、取引されたウイルスによって被害にあうことや、自分の情報が危険にさらされる可能性もあると思うと怖くなりますよね。そう考えると、ダークウェブは決して日常とは無関係な、遠い世界の話では無いのかもしれません。

今回、ダークウェブのことを知ってアクセスしてみたいと思った方もいるのではないでしょうか。しかし、閲覧しただけでウイルスに感染したり、個人情報を抜き取られたりすることもあります。興味本位でダークウェブを覗くことは大変危険な行為であり、おすすめはできません。

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