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日原鍾乳洞を訪れる方必見!アクセスや駐車場、内部の見所を25の画像とともに詳しく解説!

KEIJIN

今回、念願であった日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)に行ってきました!

実際に訪れた際に感じた細かい気づきポイントなどと合わせて日原鍾乳洞内部の見所をご紹介してきます。

これから鍾乳洞を訪れる方に向けて役立つ情報をまとめていますので、ぜひご活用くださいね!

このページでお伝えすること
  1. これから日原鍾乳洞を訪れる方に向けて、鍾乳洞をより楽しむためのお役立ち情報【アクセス情報・服装・鍾乳洞内部の見所など】を詳しくご紹介します
  2. 日原鍾乳洞内部を実際に歩いたことで分かるリアルな感想と実際の現場がどんな感じなのかをどこよりも詳しくご紹介します

それではさっそく見ていきましょう。

日原鍾乳洞の基本情報

日原鍾乳洞の所在地

日原鍾乳洞は東京都奥多摩にある関東最大級の鍾乳洞。東京都指定天然記念物にも認定されている、とても歴史のある観光スポットです。

場所的にはかなり奥まった山奥ですし、新宿からだと車で2時間程度かかりますから軽い小旅行気分も味わえます。

住所と地図

東京都西多摩郡奥多摩町日原1052
(日原鍾乳洞をgoogle mapで検索する際は「日原鍾乳洞」だけでhitしますのでお試しください)

営業時間

  • 4/1〜11/30 午前8時から午後5時
  • 12/1〜3/31 午前8時30分から午後4時30分

※年末年始(12/30~1/3)以外は休まず営業

入場料

  • 大人(高校生を含む):800円
  • 中学生:600円
  • 小学生:500円

日原鍾乳洞へのアクセスと駐車場

日原鍾乳洞へのアクセス方法は2種類です。

(1)電車・バスで行く方法

日原鍾乳洞
「奥多摩駅」wikipediaより引用

電車とバスで行く場合、平日と週末とでバスの終着駅が異なる点に注意してください。

【平日の場合】
・JR青梅線「奥多摩」駅からバスに乗車(「日原鍾乳洞行」に乗車し終点で下車
 バスの乗車時間は35分程度。そこから鍾乳洞入り口まで徒歩5分程度です。

【週末の場合】
・JR青梅線「奥多摩」駅からバスに乗車(「東日原行」に乗車し終点で下車
 バスの乗車時間は25分程度。そこから鍾乳洞入り口まで徒歩30分程度歩く必要があります。

※バスの注意点として、週末は混雑のため、鍾乳洞最寄りまでバスが運行していません。
そのため、行き帰りともに30分程度歩く必要があります。
舗装された道ではありますが傾斜もありますので歩きやすい靴で行くことをおすすめします。

(2)車で行く方法

日原鍾乳洞
「日原鍾乳洞の駐車場」奥多摩の旅行記・ブログより引用

距離的には、新宿からだとおおよそ2時間程度です。

日原鍾乳洞の駐車場ですが、鍾乳洞入り口近くにある最寄りの駐車場が約80台。
鍾乳洞入り口まで徒歩30分程度歩く必要のある臨時駐車場が30台です。

最寄りの駐車場に止めることができれば、体力を温存しつつ鍾乳洞探索を満喫できますから是が非でもここに止めたいところですよね。

ただし繁忙期はほぼ満車状態ですから(最長で3時間程度待つこともあるんだとか)混み合う繁忙期に車で向かうのはやめた方が無難でしょう。

オフシーズンの週末はどうかというと、朝の10時までなら比較的余裕を持って最寄りの駐車場に止めることが出来るようです。午後以降は全く読めないとのことでした。(by 駐車場管理人さん談)空いてる時もあれば、満車の時もあるようです。

一方、平日はどの時間帯でも比較的余裕を持って停めることが可能です。

今回私は平日の午後2時あたりに訪れたのですが、最寄りの駐車場に問題なく停めることができました。

車で向かう場合は念のため事前に問い合わせてみるのも良いかもしれません。

日原鍾乳洞駐車場への直通電話:0428-83-8491

(※上記番号は公式サイトにから引用しております。電話をすると管理人さんが丁寧に教えてくれますので、リアルタイムの状況を確認したい場合は電話がおすすめです)

私おすすめアクセス方法は断然車!

もし状況が許すのなら、日原鍾乳洞へは平日に車で行くことをおすすめしたいです。

理由は、平日はほぼ全ての時間帯で最寄りの駐車場に止めることができますし、鍾乳洞内も比較的ひっそりとしているので探索・観光にも最適だからです。

鍾乳洞内部はかなりの暗がりでミステリアスな雰囲気のスポットも多数あるため、観光客で混み合った内部を数珠つなぎ状態で歩くのは少し勿体ないかなと感じます。

道中の山道も風情がありドライブとしても魅力的なコースですから、そこも含めてぜひ日原鍾乳洞を堪能して頂きたいです。

日原鍾乳洞内でのおすすめの服装と装備

今回日原鍾乳洞に実際に訪れてみて、服装や携帯アイテムに関して「これはっ!」と感じたポイントは以下の6つです。

服装と携帯アイテムのチェックポイント
  1. 靴と服装は絶対に動きやすいもので!(汚れる可能性もあります)
  2. 女性はスカートはやめた方が良いです
  3. 内部の気温は11度前後。夏場でも何か羽織るものがあると良い
  4. 常に水滴が滴り落ちてくるためフード付きのアウターは便利そう。タオルは必須です
  5. 湿度や水滴がすごいので防水機能が付いていないカメラは要注意
  6. メガネの方は、念のためメガネ拭きを携帯すべし!

順に解説していきます。

鍾乳洞内部の地面は岩場で歩きづらく、常にぬかるんでいます。(実際に歩いてみると、想像していた以上に歩きづらかったです)

結構危険なエリアもあるため、動きやすい靴は必須です。サンダルはやめた方が良いでしょう。

あと内部を移動していると次のようなハシゴや急勾配が多数存在しますので動きやすい服が良いと思います。女性の方は可能な限りスカートは避けた方が無難です!

このようなハシゴや急勾配がいたるところにあります(1つ2つじゃない!)

また、常に天井から水滴が滴り落ちてくるので、フードが付いているアウターは便利そうだなと感じました。

鍾乳洞内部は気温が年中通して11度前後に保たれています。私が訪れたのは残暑が残る9月くらいでしたがやはり内部は肌寒かったです。

ですので念のため羽織るものはあったほうが良いかもしれません。

あとは、滴り落ちる水滴などを拭うタオル、そしてメガネユーザーはメガネ拭きがあれば万全です!

最後にもう一点、内部を持ち歩くカメラについて説明させてください。

高級カメラを持ち歩く場合は特に注意を!

観光スポットですから一眼レフカメラなどの比較的高価なカメラを持って入る方も多いと思います。ちなみに私はミラーレス一眼レフを首からぶら下げて内部を探索しました。

注意いただきたいのは、内部の湿度が思っている以上にすごいのと水滴が常に滴り落ちている環境であること。

防水機能がない高級カメラは持って入らない方が無難です。

また、狭い穴を通り抜ける箇所もありますから、誤ってカメラを壁面にぶつけてしまう可能性も十分に考えられます。

それでも持って入られる場合はぜひ持ち運びできる三脚も!(終始暗闇ですから、綺麗な写真を撮る(手振れを防ぐ)には三脚が必須です)

カメラの扱いにはくれぐれもご注意くださいね。

日原鍾乳洞探索前に内部地図の確認がおすすめ

鍾乳洞内部には遊歩道のようなものは一部を除いてほとんどありません。

そして日原鍾乳洞内部の探索は、所々に設置されている現在地が書かれた看板を見ながら彷徨い歩くことになります。(ルートが分かれていたりと、意外と中は複雑です)

ですから、どんな有名スポットがあるのか程度は事前に確認していくことをおすすめします。

早速見てみましょう。(クリックすると拡大します)

日原鍾乳洞内部の地図
日原鍾乳洞公式サイトより引用

いかがでしょう。ひと目見ただけでもその異質な雰囲気が伝わってくる名所の数々

……血の池地獄、三途の川、天井知らず、水琴窟、死出の山、船底岩……など。まるで冥界にでも来たかのような破壊力のあるネーミングがズラリと並びます(笑)

ちなみに、「三途の川」付近で過去に行方不明事件が起きたというのは都市伝説通の方にとっては結構有名な話です。

【都市伝説】ご存知ですか?日原鍾乳洞が関東屈指の行方不明スポットである驚愕事実。表の顔と裏の顔を徹底紹介!

それではお待たせしました。いよいよ日原鍾乳洞内部の探索開始です。

日原鍾乳洞内部の見所紹介!

日原鍾乳洞の入り口

それでは実際に日原鍾乳洞の中に入っていきます。

ちなみにこれより以下に掲載している写真は全て我がFM都市伝説取材班が撮影したものです。

全てに目を通していますが、写ってはいけないものがあった際は……ぜひメールにて教えてください笑。

まず、入り口から驚かされること間違いなしです。

そこは、、、まるでエイリアンの映画のような世界。壁が濡れているため、エイリアンのあの「ぬめり」のように見えてしまうのは私だけでしょうか。

入り口から足を踏み入れて、まだ間もないエリアです

まだまだ入り口付近ではあるのですが、そこら中に落ちたら大変なことになりそうな穴(とういうか崖)が多数存在します。

高所恐怖症の方はちょっと怖いかもしれません。

ちょっと余談ですが、少し前まではこの入り口付近に「行方不明者の情報提供を求める看板」がいくつか設置されていたそう。

俄然リアリティーが増します。

そして容赦のない急勾配が待ち受けていました。

鍾乳洞内はいたるところにライトが設置されていますが、ライトの光が届かない場所は完全なる闇です。

一歩足を踏み外すと帰ってこれないのでは、、という恐怖感も相まって少し怖いですね。

岩場の奥は光が届かないため完全なる闇

歩くこと数分、目に飛び込んできたのが、、、そう、例の「三途の川」です。

確かにただならぬ不気味な雰囲気を感じます。

そして、三途の河の不気味さをより引き立てているのが賽の河原(さいのかわら)です。

三途の川の周囲を見渡すと、小さな小石が数段に渡り積み重なっている光景をあちこちに見ることができるのですが、このおびただしい数の小石の積み重ねは自然に生じたものではなく人工的に積まれたものなのです。

賽の河原(さいのかわら)とは?

寨の河原とは、親よりも先に亡くなってしまった子児が、その親不孝を詫びるために「ひとつ積んでは父のため……ふたつ積んでは母のため」と天高く積み重ねていく、積み重なった小石のこと。

その光景が目の前に無数に広がっているわけですから、当時の情景を想像すると……背筋が凍る思いです。

ですがこの寨の河原、日原鍾乳洞においてはこの石積みに対する意味合いが通常の寨の河原とは少し異なると聞いたことがあります。

日原鍾乳洞では「石を積む」という動作が一種の呪いのような役割をもっており、ある人物に対して怨みや憎しみをこめながら石を積み重ね、その積み重ねた石の数が多いほど効果もあがるのだとか……。

どちらにしても、やはり怖いです笑

三途の川の周辺には、このようなどこに通じているのか全く分からない底なし穴のようなものも存在していました。(くれぐれも柵の向こうには行かないように気をつけてください)

このような侵入禁止用の柵はいたるところに存在しました

少し怖かった三途の川を超えると日原鍾乳洞内のメインスポットへの道が開けてきます!

そう、レインボーにライトアップされた大部屋が眼前に広がります。

ここはかなり幻想的な風景で一見の価値ありです。

さらに進むとこんなはしごを登る場面も出てきます。男でもかなり辛い。

道中にはこのような観音様が……。

観音様
何か変なものは写っていない……ですよね?

当時の人たちはどのような想いでこの観音様を祀っていたのでしょうか。そんなことを想像しながら巡るのも歴史的遺産の醍醐味ですよね。

そして小さなほこらのようなものも…。

日原鍾乳洞内部は、特に後半にアップダウンが激しくなります。

そして日原鍾乳洞の最大の見どころである、鍾乳石(しょうにゅうせき)と石筍(せきじゅん)が見えてきました。

鍾乳石
鍾乳石(しょうにゅうせき)

日原鍾乳洞はその広さだけではなく、天然の鍾乳石が間近で見られる非常に珍しいスポットでもあります。

鍾乳石とは滴り落ちる炭酸カルシウムが長い年月を経て固形化したものであり、この成長は1cm伸びるにおよそ70年……つまり20cm級の鍾乳石ともなると1400年ほどの年月が必要になります。

一方、石筍(せきじゅん)は天井から滴り落ちる物質が床面に蓄積していくことで形成される、たけのこ状に伸びた生成物です。

石筍
石筍(せきじゅん)

この石筍が形成されるには、鍾乳石の約2倍の年月が必要とされています。
1cm伸びるのにおよそ140年、20cm級となると2800年ほどかかるということです。

この神秘的な光景は、ぜひ皆さんご自身の目で確かめていただきたいです!

この鍾乳石と石筍を越えると、いよいよ日原鍾乳洞の探索も終盤です。

ようやく出口付近!そしていよいよ……

無事に探索完了です!

以上が日原鍾乳洞内部の一部始終でした。

さいごに

日原鍾乳洞内部をたくさんの画像と共に見て頂きましたがいかがでしたでしょうか。

今回の日原鍾乳洞に限ったことではありませんが、いろんな側面の歴史的背景を知った上で接した方が、より密度の濃い体験ができるのは間違いありません。

何の知識も持たずにぷらっと訪れるのも良いですが、今回のような(普段陽の当たらない)ちょっとディープなサイドストーリーも楽しみながら実際に探索してみるのも決して悪くないと思います。

なにはともあれ、素晴らしい幻想世界を体験できることに間違いありません!

ぜひ皆さまご自身の目で、日原鍾乳洞を楽しんで下さいね。

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