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【怖い話】気になる女性に誘われ一泊することになったが……そこで待ち受けていたもの

FM都市伝説

【投稿者:T.S.さん】

私には行きつけの飲食店があるのですが、次の話はその飲食店の店長さんから伺ったものです。
つまり、人づてで聞いた話ですので、本当かどうか私には分かりません。

その店長さん(若い男性の方)には以前、
「異性として気になっていた」知り合いの女性がいたそうです。

そしてその女性から、

「自転車が壊れちゃってさあ。自分では直せないから、自転車屋へ持って行く前にみるだけみてくれない?」

と頼まれたそうです。

その女性のことが気になっていた店長さんですから、その申し出を快く引き受けたそうです。そして、彼女の家へと向かいました。

実際に自転車を見てみると、素人でも簡単に直せるような不具合だったそうです。

(単にチェーンがギアから外れていただけ、だったそうで)店長さんは、その場で「ちゃちゃっと」直してあげました。

すると、彼女はお礼を述べた上で、

「お礼に夕飯でもどう?それにもう終電の時間も過ぎちゃったし、家に泊まってけば? 実は、話したいこともあるだよね」

と店長さんに言ったそうです。

店長さんはもちろん、この申し出へも二つ返事で承諾しました。

彼女の家(ワンルームのマンションの一室)に上がり、夕飯をご馳走になったそうです。

そしてその際に、彼女から「話したいこと」について聞いたそうです。
 
彼女によると、それは以下のようなことでした。

「実は最近、この部屋で『変な音』がする。

泥棒だとかそういうものだとは思わないが、とにかく誰かいるんじゃないかと気味が悪い。

そういう訳なので折角だし、今日は泊まっていってくれないか」

という趣旨だったそうです。

店長さんは、もちろんこの申し出にも応じました。

ただし自称”英国紳士w”の店長さんは、彼女の方からそれ以上のアクションがなければ、そのまま帰るつもりだったそうです。

そして、彼女は普段通りベッドで、店長さんは床で寝ることになったそうです。

(一応女性の方から「ベッドで寝るよう」言われたそうですが、店長さんの方から断ったそうです)
 
お互い横になってしばらくした後、彼女の方から

「床固いでしょ?ベッドで一緒に寝なよ」と申し出が。

「さすがにここまで来れば、『勘違い』ではないだろう」と思い、店長さんはベッドへと上がったそうです。

しかし……そこで予想外の出来事が。

横になった途端、店長さんは身動きが取れなくなったそうです。

なぜかと言えば、ベッドに上がり仰向けになった直後、店長さん人生初の「金縛り」にあってしまったので。

その際、声一つあげられなかったそうです。

また、視線だけを横に向け、彼女がどういう状態なのかを確認しようとしたのですが、それもできなかったそうです。

「目だけ」彼女に向けようとしてもそれさえ難しく、店長さんは仰向けのままベッドの上で硬直していました。
 
最初は、生まれて初めての金縛りにただただ混乱していたそうです。

ですが……そのうち、問題は「金縛り」から「別の事」へと移行しました。

なぜかと言えば、「音」がし始めたので。
 
その音は彼女のワンルームのマンションの玄関の方から。

「それ」は「ノック音」と似ていたそうです。

ただし微妙な違いがあって、

一定のリズムではあるものの、「コンコン」というより「パツッパツッ…」という擬音の方がしっくりくるものであったそうです。

つまり、ベッドで仰向けの店長さんには「ラップ音」の様に聞こえたそうです。
 
身動きが取れない状態で、隣で寝ている女性の様子は確認できない。

そして、玄関の方からは「パツッパツッパツッ……」という連続音が。

普段ホラー映画などで「幽霊や妖怪」には慣れている店長さんでしたが、さすがにその時は背中に冷や汗をかいていたそうです。

彼女から夕食時に聞いていた「変な音」が、彼女なりの「上品な誘い方」ではなく、「現実の恐怖」なのだと分かってしまったので。

しかし分かったはいいものの、店長さんは身動き一つ取れない状態です。

何の対処もできません。ただひたすらその音が鳴り止んでくれる様、心の中でひたすら祈っていたそうです。
 
店長さんの感覚からすれば、約30分程経った後、その音は鳴り止んだそうです。

ですがそれで危機が去ったかと言うと、そういう訳ではなかったそうです。

相変わらず「金縛り」は健在で、身動きが取れない状態であったため、

店長さんはどうすることもできず、そのままの状態で、ベッドの上で仰向けのまま。

もちろん心の中では、音が止んだ安堵感やそれでも依然として残る恐怖感

(「『音』の主が戻ってくるのでは……」等)が渦巻いていたそうです。

しかし、如何せん「ベッドの上で仰向け」という状態。

店長さんは「音」が鳴りやんでから相当時間が経ってから、いつのまにか眠りに落ちてしまったそうです。

翌朝、目を覚ました後で、店長さんは隣で寝ていた女性と話をしました。

彼女は、昨夜のことについてあまり触れなかったそうです。

店長さんも、(理由はご自身でもうまく説明できないらしいのですが)彼女に対して詳しく尋ねようとはしなかったそうです。

そして、彼女の家で朝食だけを済ませ、店長さんは帰路に着いたそうです。

その後、現在まで、彼女とは二度と連絡を取っていないそうです。

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