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Qアノンの正体|都市伝説界隈を騒然とさせている噂の真相に迫る!

Qアノンってなに?

都市伝説ファンの間でもまだその実態が明らかになっていないのが「Qアノン」です。(現時点では証拠がない)
秘密組織のような名前ですが、秘密組織といえばフリーメイソンやイルミナティを想像する人が多いでしょう。

このQアノンはイルミナティとの関係は現在ないとも考えられています。
フリーメイソンやイルミナティは基本的には権力者の富裕層によって組織されているのに対して Qアノンはある意味では対極の組織で権力を持たない民衆による集合体です。

インターネットが発達した現在は、集合的な意識が「組織」になることがあります。
日本では2ch、アメリカでは4chと呼ばれるネット上の掲示板すらも集合的な意識の集まりにより一つの人格をもち組織化して動くことがあります。

例えば2ちゃんねらー同士で意気投合し、結果的に周りを巻き込んでなんらかの行動をおこしていた、なんてことが時に起こるのは皆さんご存じの通りではないでしょうか。プロ野球オールスターを巡っての『川崎祭』なんてのはその典型例ではないでしょうか。

川崎祭(かわさきまつり)とは2003年、当時中日ドラゴンズに所属していた川崎憲次郎投手をオールスターゲームのファン投票で1位にするためネット上で繰り広げられた大量組織票工作である。

また世界的なハッカー集団の「アノニマス」も集合意識が組織化したパターンです。
このアノニマスは政治的な思想をもとに集った、多数の個人がグループとなりハッキング行為やクラッキング行為を行う集団です。

このように「集合意識」が組織化した集団がQアノンです。
これはつまりどういうことかというと、リーダーを明確には持たない組織ということです。

古来から組織というものはリーダーを持つことで意思統一を図ることで力を発揮しましたが、Qアノンは明確にリーダーというものを作ることなく構成員の集合意志によって判断と行動が行われる組織です。

Qアノンの始まり

Qアノンはアメリカの4ch(日本でいう2ch)で特定の投稿に対してQというローマ字が使われるようになったことが始まりです。

またQの後に続く、アノンというのは諸説ありますが「アノニマス」の短縮形という説が有力です。

アノニマスというのは本来、『誰でもない』という意味の英語です。
それを使いQアノンと呼ばれるようになりました。

Qアノンによるネット上の発言には政治的な発言が多く、どこから取得した情報なのかわからないようなレベルのものが非常に多いという特徴があります。
そのうえで、それぞれの意見に対しての根拠が明確であったため、それらの情報が信憑性をもち、多くの注目が集まるようになりました。

大統領選にも大きな影響を与えるQアノンの秘密

Qアノンの特徴としてSNS等を利用して情報をばら撒くというものがあります。

インターネットを介して、多くのデマを流し、それはときに選挙戦にも影響が出ると言われるほどです。

2016年に行われたアメリカ大統領選挙でも、このQアノンの暗躍によりトランプ大統領が僅差で勝利することができた、という陰謀説も多数存在します。

QアノンにはQと呼ばれている人物がいます。

それはリーダーというわけではなく、想像上の人物である、という説もあります。

ですが、実際にQと名乗る人物がアメリカのネット掲示板でアメリカの軍部情報機関の人間だという投稿もあり、アメリカの軍部の人間が関わっている可能性があります。

本来、一般社会で過ごす人々が知るはずのない情報がネット上に多く開示された事件も存在するため、Qの正体は軍部全体という説や、トランプ大統領本人なのではないのかという説もあります。

Qアノンは民衆の意見を具現化した組織という見方も!?

Qアノンは現在、多くのスポーツ選手や芸能人も知るところとなり、有名人からの支持も厚くなっています。
なぜ、Qアノンがここまで大きな認知をアメリカで拡大させているかというと、それはアメリカという国の特性にあります。
アメリカは貧富の差が他国に比べて非常に大きく、国への不満や現在の社会体制(資本主義社会)に大きな不平不満を持っている人が多く存在する国です。

ただでさえ、多くの民族や文化が結合している国というだけあって多くの考え方があるのは当たり前のことですが、このQアノンという組織の持つ人格こそが、そのような社会の中で苦しむ人々を具現化したようなものだからです。

ある意味では弱者の代弁者的な立ち位置になっています。

アメリカは権力者のバックがなければ公の場で発言力を持つことは非常に難しい国です。そのため、Qアノンというキーワードを使い、自らの意見に発言力を持たせたい人がQアノンというバッジをつけたり、ハッシュタグをつけたりすることでQアノンが持つ力は次第に強くなってきています。

次の大統領選はQアノン次第!?

Qアノンという名称は著作権などがなく誰でも使うことができます。
日本で言うところの「くまモン」みたいなものです。
誰でもフリーで使うことができ、それが力を持つからこそ一気に認知が拡大します。

SNSが発達した現代においてはかなり高度なマーケティング戦略とも取れます。
Qアノンを操っている人物はもしかしたらかなり高IQの人物でビジネスへの理解が深い人物なのかもしれません。

また集団というものを動かすことに長けていることは言うまでもありません。

近いうちに開催される大統領選挙に向けても大きな影響力を持つと言われるQアノンは、今後の世界をどうしていきたいのか、非常に気になるところです。

Qアノンを動かしているのはジム・ワトキンス説

ここまでQアノンのリーダーは不明といってきましたが、一説にはジム・ワトキンスなのではないかと言う説があります。
このジム・ワトキンスなのですが、一体誰?と言う方も多いと思うので簡単に紹介しますと一言で言えば2chを(2ch開設者である)ひろゆき氏から乗っ取った人物です。

ここからは先に「ジム・ワトキンス」がどんな人なのかを簡単に紹介しますね。(かなり複雑な話です)

【ジム・ワトキンスについて まとめ】

  • 2014年に日本国内の大手ネット掲示板「2ch」を創設者の「西村博之」から奪い取った男
  • 日本国内の大手ネット掲示板「2ch」を現時点(2020年10月時点)で管理している管理者
  • 裏社会との繋がりが強いという噂もある人

(略歴)

  • 幼少期の夢は飛行機関連の仕事に就くこと、両親はボーイング(飛行機製造メーカー勤務)だった
  • 最初に始めたビジネスは意外にも墓地清掃の仕事(この時に初めて雇った従業員は現在死亡)
  • 1986年にはカフェをオープンするも経営がうまく行かず、風俗紛いのバーに業態転換(女の子を連れ出せるようなバー)
  • 幼少期には多種多様なバイトをしていた(新聞配達、ボート移動、作物収穫、ワラを積む仕事など)
  • バイトを転々とする中で漁業をし、地獄を見たと感じ楽な仕事に就きたいと始めたのが陸軍への入隊(果たして楽なのか、、?)
  • 軍役中に大学に通い、学位こそ取れなかったものの電子工学などの後にIT分野で生きる知識を得る
  • その後、 IT分野へ興味を持ちN.T.Technologyを設立
  • 当時すでにあった2chから分離したピンクチャンネルの管理者にジム・ワトキンスが就任
  • 2014年に2chで個人情報流出事件が起こり、この騒動の最中、多くの管理者権限がジム・ワトキンスに委譲されていた。(なぜそうなったのかは現在でも不明です)
  • このタイミングでジム・ワトキンスは2chの運営陣である「西村博之」たちをサーバー料金の未払いを理由に解任要求を提出、代わりとして親族を役員の席に配置します。
  • 2chに書かれた情報を転載している多くのまとめサイトたちも実質、ジム・ワトキンスの配下となる。
    これはジム・ワトキンスが日本国内の情報の管理権限を握ったに等しいのです。
  • 2016年ジムは8channというアメリカのネット掲示板を買収し、オーナーとして運営
  • 2019年に起こった銃乱射事件に関する容疑者投稿が8channにて行われたことが判明し、サービスの停止。

ここまで言えばあ〜!あの人ね!と言う人が多いかもしれません。
2ch乗っ取り事件はかなり揉めに揉めて最終的に「これからは5chに改名しま〜す!」と言う電撃発表でユーザーたちを大混乱に陥れた人です。

ちなみに2chはいまだに「にちゃん」と呼ばれており、「ごちゃん」と呼ぶ人なんてニワカだけかと思われます笑。もはやニワカ測定器になっているなんて声もありますが、そんなジム・ワトキンスこそがQアノンの創設者ではないか、という説が最近、有力視されてきたんです。

なぜこのような説が飛び出たかと言うと、それはネット掲示板の今までを振り返ると少しだけわかってきます。

そもそもアメリカのネット掲示板と日本のネット掲示板はソースコード(元となるシステム)が同じです。
もちろんアメリカが先に生み出したわけですが、それを4ch創業者のプールと言う人が「ひろゆき氏」に売却しました。

それをジム・ワトキンスが、再度奪い返すという非常にカオスな構図になるのですが、そもそも4chをひろゆき氏に売却した時のネット掲示板というのは、酷い言葉・汚い言葉などの応酬で手が付けられない状況でした。

あと、左翼とか右翼がキャッキャして批判しあっていた時代です。
そんな背景があるネット掲示板も今や規制などの嵐となり自由なところではなくなったわけです。

そんな状況下の4chの中で生まれたのが、Xアノンというユーザー名で陰謀論を書き込むというゲームです。

これは規制の範囲内で「噂」程度のことをどれだけ相手に信じ込ませるかという遊びでした。

そして、この遊びに目をつけて政治利用したのがジム・ワトキンスだったのではないか、というのがこの「Qアノンの創設者=ジム・ワトキンス説」の大枠となります。

噂というのは信じる人が多ければ多いほど信憑性をもち、事実ではなくとも事実として扱えるという性質を利用したのです。

アメリカと日本のネット掲示板は実際、全てにジム・ワトキンスが関わっており、噂程度のことに信憑性を持たせることは簡単でした。

そこで実際にはユーザー同士の交流に見せかけ、巧妙に大衆の意見を扇動していったという説です。

ちなみにアメリカの8chというネット掲示板も最初からジム・ワトキンスが作ったわけではありません。(権利を2016年に取得したが、それ以前から存在している)

創設者はブレナンという人で障害を持っている方です。

簡単にいうと、そのブレナンの生み出したものをジム・ワトキンスは奪い取ったのです。
この時のジム・ワトキンスがブレナンから8chを乗っ取った方法というのがひどいんです。

最初は、共同経営者としてジム・ワトキンスがブレナンに近づきました。

そして、ブレナンが障害者だったことを利用し、うまく口車にのせ、ブレナンをフィリピンに追いやることに成功します。

実質的に現場の指揮権を握ったジム・ワトキンスは徐々に権力を拡大し、最終的に障害者であるブレナンから騙し取るような形で、8channという巨大メディアの全ての権利を手に入れることに成功しました。

(余談ですが、後に8channで銃乱射事件の予告を容疑者が行ったことが判明したため責任を取って8channを停止させることとなります)

そんなことをする稀代のネット支配者ジム・ワトキンスなら正直、Qアノンの実権を握っていると言われても納得できます。

ネット掲示板というもので世論を自分の思うがままに書き換えることができるというのは現代の王と言えるほどの権力です。
また日本とアメリカ二つの国のネット掲示板の実験を握っているというのは見方によっては大統領よりも影響力があるということもできます。

この説が正しければ、このジム・ワトキンス次第で今後の世界がどう変わっていくのかが決まるとも言えます。
インターネットが急速に発達した現代においてはネットを制するものが世界を制するといっても過言ではありません。

民意すらネット上に表れるので、それを操作されれば多くの人々に見せたいように世界を見せることができます。
ジム・ワトキンスはかなり昔からそれにきっと気づいていたのでしょう。

まとめ

Qアノンは今までにない新しい形の秘密結社と言えます。
トップが明確におらず、概念としてのみ存在しているにも関わらず全体の組織をしっかりと動かしているところはかなり成熟した組織だと言うこともできます。

また結局はこのQアノンも生み出したのはイルミナティである可能性も否定はできません。
この世の中の全てにイルミナティが関わっていると仮定するならばQアノンにも多少なりとも関わっていることでしょう。

ただ、全てを統治したいイルミナティにとってリーダーが明確には存在しない組織は扱いづらいのではないかとも思いますが。

Qアノンはまだ大きな事件や事故を起こしたことはありませんが、今後世界のあり方を変えるような動きに出る可能性があります。

そのため、今後のQアノンに大きく注目していきたいところです。

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