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宮崎駿は新型コロナを予言していた!?ナウシカと2020年があまりにも類似している件

2020年、世界的なパニックが起こりました。

「新型コロナウイルス感染」

こんな世界的規模の感染拡大を誰が想像したことでしょう。

2020年東京オリンピックの延期、スポーツ界における無観客試合、世界的大都市ニューヨークのロックダウン、そして日本での緊急事態宣言。

国外では感染者は100万人を越え、死者は6万人を越えています。

こんな未来を誰が想像したことでしょうか。

誰もこんな悲惨な未来が考えていなかったはずです。

しかし、こんな世の中になることを想像したかのように描いた映画が日本に存在していたことをご存じでしょうか?それは、

1984年、宮崎駿監督による映画「風の谷のナウシカ」。

内容までは知らなくとも、この作品の名前を知らないなんて人は日本にはいないと言ってもいいくらい有名な作品です。

実は映画「風の谷のナウシカ」には今まさに全世界の人類が苦しめられている「新型コロナウイルス」に対するメッセージが込められているのではないかと言われています。

映画だけではなく、原作の漫画作品の内容も踏まえてお話をさせて頂きます。

風の谷のナウシカの簡単なあらすじ

「風の谷のナウシカ」の世界には、「腐海(フカイ)」といわれる森が存在します。腐海は瘴気(ショウキ)が充満し、マスクなしでその空気を吸った者は死んでしまいます。

さらに森には異形の蟲(ムシ)が生息しており、人が入るにはあまりにも危険な場所です。

腐海は世界にどんどん広がっています。ナウシカたちは、そんな腐を恐れながら暮らしています。その為、汚染されていない土地を巡り戦争も起こっているのでした。

遥か昔の旧人類は高度な文明を持ち、争いを繰り返すことにより、ナウシカの時代にまで続く汚染を拡大し続けてしまいました。

旧世界の人類たちは汚染してしまった世界を立て直す為に全てを破壊し、1から世界を再建しようという計画を立てます。

旧人類が汚染した星は普通の生命体では生存することが出来ません。その為、世界を浄化するシステムを作りました。それが「腐海」です。

しかし、「腐海」の深層部にはマスクをしなくとも平気な浄化された空間があるのです。

そして浄化システムの番人として王蟲(オウム)を含める蟲たちが生み出されました。は腐海を守り、死んだ後は腐海の菌糸の苗床となり、さらに腐を広げます。
そうやって腐海は拡大し、長い年月をかけて世界を浄化するのです。

そして世界を浄化した後に、遺伝子に改良を加えた新人類を世界の浄化と供に生み出そうと考え、争いのない浄化された世界を作りだそうと旧世界の人類は考えていたのです。

その後、ナウシカたちの正体は、旧世界の人類たちによって改良された、汚染された空気でも生きることができる人間である事実を知ります。ナウシカたちだけでなく、動植物、その全てが汚染に耐えることができるように改造されていたのです。

ナウシカたちは「汚染された環境でも生きることができる人間」ではなく、「汚染された環境でしか生きることができない人間」なのです。つまりナウシカたちは、腐海が浄化を終えると共に死ぬ運命にあるのです。

ナウシカは「遺伝子を改良してまで人類が生き延びようとしたこと」「使い捨ての命に改造したこと」に激怒します。ナウシカは「生命とは、『愛』や『喜び』だけではなく、『憎悪』や『悲しみ』などの相容れないものが入り交ざったものである」という考えを持っていました。対して旧世界の人類が目指したのは、戦争も汚染もない「汚れを許さない世界」です。ナウシカは、汚れを排除してまで生き永らえようとする旧世界の人類の考えこそが、生命に対する最たる冒涜であると批判します。

その後、ナウシカの決断により、ナウシカの時代に生きている全ての生命体は、腐海の浄化完了と共に死んでしまいます。最後に残るのは浄化された世界だけなのです。

以上があらすじです。

作品の中で象徴するもの

作品のあらすじがわかれば今の世の中との繋がりを感じて頂けた方もいらっしゃるかもしれませんが、ここから解説致します。

まず作品の中で一番の肝となる「腐海」、これが今で言う「新型コロナウイルス」に置き換えることができます。世界に拡大をしていっている部分、またマスクをしないと死んでしまうという部分がまさに一致します。

また、「遺伝子に改良を加えた生命」、これは今で言うまさにAIであったりロボットなどのように科学が発展して人間が作り上げたもの。どちらも改良を加えたものを生み出すことで新たな世界を作り出そうとしているのです。

その「腐海」と「遺伝子に改良を加えた生命」の二つが大きなポイントであり、まさに現在の科学技術の発展と同時に「新型コロナウイルス」の感染拡大によって、「生命の在り方」について考えさせられる部分を描いているまるで風刺画のような作品とも言えるのです。

拡大を続ける「腐海」

「腐海」は拡大を続けていますが、本来の目的は世界を浄化すること。最終的には汚れや争いの無い世界を作ること。

つまり言い換えると、汚れや争いは無いが、そこにいるのは感情を持たない冷徹なロボットだけが生きるような世界。

確かに汚れや争いは無いかもしれないが、感情や理性のない改造された世界。

もし、「新型コロナウイルス」が本格手的に世界に感染を広げることで、人間がいなくなった世界、それは今まで人間が生み出してきた科学技術の何も感情を持たない乗り物、携帯電話、建物や製品だけが残る世界を意味しているのかもしれません。

「遺伝子に改良を加えた生命」

今世の中は素晴らしく便利になっています。ネット環境の発展により、一瞬で世界と繋がることができ、AIや5Gの導入により生産性が高まり、効率化に繋がっています。

それは人間が生み出した改良に改良を重ねた製品の産物です。便利で豊かな世の中になっていると思われがちですが、その反面で本来の「人間らしさ」をどんどん忘れていってるようにも感じます。

これから先も科学技術が進歩していく中で「生命の在り方」についてのメッセージを、作品の「遺伝子に改良を加えることで新たな世界を創り出す」ことに置き換えて伝えているのかもしれません。

「風の谷のナウシカ」が予言した未来とは

以上の観点を踏まえて、今の世界はこのままいくと「新型コロナウイルス」の拡大に覆いつくされ、世界に残るのは「新型コロナウイルス」と人間達の科学技術によって作り出したロボット、車、携帯電話、パソコンなどの何も感情の無い製品だけが残された世界になる事でしょう。また、作品の中で汚染の無い場所を巡り、争いが起きていますが、これも今後似たような状況に陥るかもしれません。「新型コロナウイルス」の感染が少ない場所や、確実に治療を受けることができる場所などを巡り、醜い争いがおこととなります。既に防護服などの供給が追い付いていない医療現場では、看護スタッフが「私達は今、武器を持たずに戦争に行っているような状態である」とまで言葉にしています。

「新型コロナウイルス」つまり、腐海が拡大し、科学技術の産物、「遺伝子に改良を加えた生命」だけが生き残る世界は近い未来なのかもしれません。

私達人類が「人間である生命の尊さ」に気が付いた時には既に遅いということでしょう。

そして、宮崎駿さんは遥か昔にそんな未来を予言し、誰も気が付くことなく今に至っています。

まとめ

宮崎駿さんは1980年代の段階で既に今日のような未来を想像して、未来に生きる全世界の人類へのメッセージを送っていたのではないでしょうか?

今本当に世の中はこれまでにない窮地に立たされています。国が何かをするよりも本当に大事なのは国民一人一人の小さな行動の積み重ねでもあります。しかし、そこまで行動に移すことができていないのが現実。それは、国民一人一人が「生命の在り方」について本気で考えていないからです。世界規模で「新型コロナウイルス」の感染は拡大をし続けてます。もはや時間の問題かもしれません。しかし、それと同時に科学技術もどんどんとこれから先も進歩していく事でしょう。

仮に「新型コロナウイルス」に収束に時期がきたとしても、今後テクノロジーが世界を完全に支配した時、人間でしか表現できない「怒り、悲しみ、喜び、」などの人間らしさのある「生き方」を失った人が増えてしまうことは、ナウシカの言う、「生命に対する最たる冒涜」であると言えるでしょう。

その全てを訴えた作品が「風の谷のナウシカ」であるのかもしれません。

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